スポーツマウスガードとは

マウスガードとは口の中の保護装置で、マウスピース、マウスプロテクターなどとも呼ばれています。
マウスガードは外力から顎と口のまわりへの衝撃をやわらげ、歯の破折や、顎の骨折、口の中・口の外の軟組織のケガを防止する もので、脳震盪(のうしんとう)の予防にもなります。

マウスガードの効果

効果としては、歯やその周囲の組織の外傷の予防をしたり、ダメージを軽くします。また、外から加えられた圧力が緩和されるため、脳内圧の軽減、脳振盪の予防や頸椎損傷の予防効果も指摘され、歯が当たって出血した場合には感染の危険性もあるので、その予防にもなります。装着による嘔吐感や発音障害の発生することがありますが、多くは使用する中で徐々に改善されます。改善されない場合は歯科医院にご相談ください。
むし歯や歯周病の治療は装着前に完了してください。注意点としては、装着後も1年に2回程度のチェックを受ける必要があり、使用頻度や成長に応じて作り替える時期が異なります。

マウスガードの種類

マウスガードにはスポーツ用品店などで市販されている既製品と歯科医院で型をとって作成するものカスタムメードのものがあります。

マウスガードの装着が義務化されているスポーツ

完全義務化

アメリカンフットボール
キックボクシング
ボクシング
テコンドー

【ラグビー】

競技規則の改訂により,高校生だけでなく、ジュニアラグビー(U-15)選手もマウスガードの使用が義務化されるようになりました。

【ボクシング】

国際ボクシング連盟(AIBA)のルールでは、赤色のマウスガードは装着不可と規定されています(11/05/30)。

【バスケットボール】

国際バスケットボール連盟の2010年競技規則では、「透明なマウスガードは装着可」と規定されました。


一部義務化

アイスホッケー
インラインホッケー
ラクロス(女子プレーヤーのみ)
ラグビー

マウスガードの装着が推奨されているスポーツ

*国際スポーツ歯科医学会による

アクロバット、武術、ラグビー、ラケットボール、野球、自転車競技、バスケットボール、砲丸投げ、スキー、スケートボード、ボクシング、フィールドホッケー、乗馬、サッカー、スカッシュ、ソフトボール、アメリカンフットボール、ハンドボール、体操、サーフィン、水球、バレーボール、アイスホッケー、ラクロス、インラインスケート、ウエイトリフティング、スカイダイビング、レスリング、バンディ

*砲丸投げやウエイトリフティングといったノンコンタクトスポーツにおけるマウスガード推奨の理由は、外傷防護のためではなく、自傷あるいは障害の防止を目的としています。

特に、競技志向の強い選手では持てる力の最大あるいは、最大以上発揮のために、しばしば歯をくいしばることをしています。(意識的に、または無意識のうちにも)

こうしたくいしばりの瞬間には、思いがけず歯あるいは、修復物が破折や脱落してしまうことがあります。

また、舌や頬を咬み込んで自傷することもあります。
長期のくいしばりで、気ずかないうちに過度の歯の摩耗が生じている例も多々見られます。



よしかわ歯科医院
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